ニートの薬指 〜 感動の独り立ちへ

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「マンドリンの煮詰め方」を更新しました。

各指の分離、特に薬指に焦点をあてた、『各指の分離』『小指の働かせ方』を書きました。

参考になれば幸いです。

 

 

其の二「左手の基礎技術」

1. 各指の分離

 

スケール練習さえすれば、各指が分離すると思っていませんか?

答えはNoです。

単純な上昇・下降のスケール練習では、隣り合った指の力(神経・筋力)に、知らず知らずのうちに頼ってしまいがちです。

できれば、各指が自らの力で押弦することができたほうが良いと思います。

 

まず、簡単な実験をしましょう。

①まず、椅子に座り、テーブルの上に左手をのせてください。手のひらが下です。

②他の指は絶対に上げずに、人差し指をなるべく高く上げてください。

③同じように、他の指は絶対に上げずに、中指をなるべく高く上げてください。

④また、他の指は絶対に上げずに、小指をなるべく高く上げてください。

⑤最後に、他の指は絶対に上げずに、薬指をなるべく高く上げてください。

 

大体の人が、人差し指 > 中指 > 小指 > 薬指 の順番で上げにくくなっているはずです。

よくみなさん、小指が弱くて・・・とおっしゃいます。 たしかに小指の筋力は弱いです。

しかし、可動範囲については実は薬指のほうが小さいのです。

 

ニートの薬指。人はそう呼びます。( ※本気にしないでください)

 

しかし、薬指さんには薬指さんの事情があるのです。

・・・働きたくても働けない。 考えてみればなんて不憫なことでしょう。

薬指さんの神経は最も独立していない傾向にあります。

支配されている事に気付かなければ、おんぶにだっこの状態が居心地良ければ、

比較的弱小の小指国に属したままでも良い、という考え方があるかもしれません。

しかし、さきほどの実験で、あなたの神聖薬指国は隣国の支配をうけている事実、そしてその屈辱を思い知ったはずです。

 

というわけで、薬指さんの神経を呼び覚ましましょう。

はじめは全然動かないと思いますが、ポテンシャルはある人なので気長にリハビリに付き合いましょう。

ここでは、分離のキーとなる薬指と小指に焦点をあてた練習フレーズを紹介します。

楽譜:excercise_1

ゆっくりから練習していきましょう。

1ヶ月、いや、一週間も本気でやれば、必ず効果はでます。

 

 

2. 小指の働かせ方

 

小指がやんちゃにパタついて困ってます、というお悩み相談をよく頂くのです。

これは上で述べたように、薬指さんが小指さんを捕まえて離さないからなんです。

決して小指さんがそうしたいからパタついているわけではありません。

なので、小指さんをあまり責めないでやってほしいです。

薬指さんとの妙な関係を断絶することに集中しましょう。

小指さんというのは指板側の指4本の中でもっとも高音を担当するわけで、

結構重要な人物なので、変なしがらみから解き放たれるとものすごく輝きます。

 

 

今回の更新は以上です。

全体版を見るにはこちらにアクセスしてください。

 

 

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