マンドリン音源の扱い方② 〜リミッターの活用 その2〜

前回、リミッターとコンプレッサーの違いを説明しました。
マンドリンの音を柔らかく聴かせるには、リミッターの力が必要だということでしたね。
 
では、実際にリミッターを使ってみましょう。
にんじゃりばんばんのマンドリンパートを取り出してみました。

オンマイク(楽器の近くにマイクをセッティングした状態)で録音したマンドリンの音です。
マイクが近いので、元気な音がします。
でも場合によっては、too muchな感じかもしれません。
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そういうときは、リミッターをかけます。
すると、音源はどうなったでしょう?

少し、滑らかになったと思いませんか?
また、余韻が強調されるという副作用もありますね。
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波形も、かなり穏やかになっています。
 
音源をこのように編集するには、専用のソフトウェアが必要です。
今回は僕が以前から愛用しているCubaseを使用しました。
 
このようなソフトウェアは、必ずしも新たに購入しないといけない、というわけではなく、録音機材に無料で付いていることもあります。

Zoom H1みたいな低価格のものでもWaveLab LEというソフトウェアが付属しています。
上位版のWaveLabの機能限定版ですが、少なくともはじめのうちは、不足を感じることはないでしょう。
すごいですよね、この価格で高音質録音できて、高機能編集ソフトまでついてくる。
良い時代です。
 
さ、次回はいよいよ、リミッターのパラメーターをいじっていきましょう!
 
 

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