Mandolin Player Kzo Ishibashi

石橋敬三と楽しむマンドリンの世界

Category: (初級)マンドリンの正しい煮詰め方

右手のフォーム基礎その1 #煮詰め方初級

 

初心者の方にとって、演奏フォームを固定することはとても大事です。

 

わかります。そんな事より、今すぐにでもマンドリンを弾きたいんですよね。

 

でも、初心者のうちにバラバラなフォームで練習を続けると、壁に当たってしまいますので、

ここは慎重に確認していきましょう。

 

右手の構え方

準備は良いですか?

それではまず、右腕をダラーンと垂らしてください。

完全に力を抜いておいてくださいね。 

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次に、力を抜いたまま、右手をマンドリンを弾く位置まで上げてきます。

とりあえず、右手親指の先がサウンドホールのあたりに来るようにすると良いでしょう。

まだ指先には力を入れなくても大丈夫です。

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この状態で、肩と肘をチェックしてください。

 

右肩が左肩に比べて上がって(下がって)いたりしませんか?

右ヒジが大きく前に出ていたりしませんか?

 

上に当てはまる方は、フォームを修正しましょう。

 

右と左で肩の高さが違う場合

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右肩が上がっている場合、それは腕を上げる際に肩の力が入っているということです。

もう一度、右腕をダラーンと垂らして、脱力を確認しましょう。

そして、ゆっくりと、肩で上げるのではなく、ヒジを使って腕を上げましょう。

途中でどうしても肩に力が入ってしまう場合は、左手を右肩の上に載せながらやってみると良いかもしれません。

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逆に右肩が下がっている場合ですが、これは単純に身体のバランスが右に偏っているだけのパターンが多いです。

この場合、自分の腰の中心に比べ、首・頭も右に寄っていることが多いです。

シンプルに上半身を中心に合わると良いでしょう。

 

右ヒジが前に出ると良くない?!

 

はい、右ヒジが前に出るとあまり良くないと思います。

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試しに、右ヒジをワキの横に置いた状態で、マンドリンを弾く時のように腕を上下に振ってみてください。

続いて、ヒジを前に出した状態で、同じように腕を上下に振ってください。

 

どうですか?

 

多くの人にとっては、ヒジがワキの横にあるほうが断然振りやすいと思います。

重心が安定しますからね。

 

そこで、右ヒジがあまりにも前に出ている方はフォームの修正が必要になってきます。

ちなみに、少しくらいなら前にでていても大丈夫です。

身体の中心横ラインから25〜30cm以上前にでると黄色信号、”アイーン”くらいになるともう重症です。

 

自分の身体に合わせてマンドリンの位置を調整する

今度は、どうやってフォームを正すか、ということについてお話します。

 

ずばり、よいしょよいしょ、と頑張って身体を修正するのはNGです。

イメージとしては、身体にとって楽な体勢になるようマンドリンの位置を調整する、です。

矯正するのは身体ではなく、マンドリンの位置です。

 

そこで、もし、右手を脱力した状態で楽に上がってきた場所があるのなら、そこにマンドリンを合わせてやります。

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また、ヒジがちょうど良い位置になるよう、マンドリンを合わせてやります。

 

ポイントは3つ。上下、左右、角度です。

ちょうど良い右手の位置が決まったら、そこにマンドリンのサウンドホール位置を合わせます。

 

マンドリンの位置が低いのであれば、足を組んだり、足台をつかったりして位置を上げます。

マンドリンの位置が右に寄っているなら、場合によっては左足の上にマンドリンを乗せると良いかもしれません。

あと、意外と重要なのが角度です。

マンドリンのネック/ヘッド側を前に出すと、右ヒジが後ろに下がります。

ヒジが前に出ている方は是非お試しください。

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左手のフォーム基礎その1 #煮詰め方初級

 

左手の構え方

今回は左手で弦を押さえる方法を説明します。

まず、自分の手の平を観察してください。

left_finger_fundamental_1_1 

このマルで囲んだ部分(人差し指の付け根)を

ネックの下の部分に軽くあてます。

left_finger_fundamental_1_2 

次に、親指をネックの裏に回します。

この時、ネックと親指の付け根の部分に隙間ができるようにしましょう。

left_finger_fundamental_1_3

また、親指と人差し指の付け根で力を入れて挟まないようにしましょう。

 left_finger_fundamental_1_4

今度は人差し指を指板に置いてみましょう。

人差し指のちょうど裏に親指があるようにしてください。

left_finger_fundamental_1_5 

 

弦を押さえてみよう

確認できたら、人差し指だけを使って、

下の楽譜のとおり弾いてみましょう。

ex01

ゆっくりでかまいません。

あせらずいきましょう

楽譜の読み方がわからない場合は、この記事を参考にしてください。

 

次は人差し指と中指を使います。

 ex02

 

最後に人差し指、中指、薬指を使います。

 ex03

 

いかがでしょうか。

慣れないうちは、音がきちんと鳴らないこともあると思いますが、練習を重ねるうちによくなります。

初めのうちは、とにかく繰り返し練習することです。

 

もし、繰り返し練習しても効果がでないときは、こちらの記事を参考にしてください。

上達の心理術③ 〜反復練習の罠〜

 

 

弦を弾いてみる #煮詰め方初級

ピックの握り方については、こちらの記事で説明しました。

この記事では弦を弾く方法を説明します。

 

弦を弾く

細かい事を言い出すとキリがないですので、ピックをつまんだら、とりあえず弦を弾いてみましょう。

楽器を右膝の上にのせ、左手でネックを支え、構えてください。

右腕は大体こんな感じの角度にして構えます。

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ダウンピッキング

まず、弾きたい弦を決めたら、その上弦の下側にピックを当てましょう。

DSC_0152

そして、そのまま力強くピックを下に降ろして、弾きたい弦をつっきりましょう。

・・・音は鳴りましたか?

マンドリンは弦を2本ずつ張ってあります。

そのうち1本だけ弾くのではなく、基本的には2本を一度に弾きます。

弦の上の空間にピックを置き、手首や指先ではなく、腕(肘から下)を振り下ろしましょう。

遠慮せず力強く、弾いたあとに下の弦にひっかかるくらい振り下ろすのです。

DSC_0153

これが「ダウンピッキング」です。

何度も繰り返してみましょう。

 

アップピッキング

ダウンピッキングを行った直後は、弾いた弦の下にピックがあるはずです。

その状態から続けて「アップピッキング」をやってみましょう。

再び、腕を使って上へ引き上げます。

DSC_0154

このときも、遠慮せず、弦を弾いたあとに上の弦に引っ掛かるまで引き上げます。

 

繰り返し練習しましょう

マンドリンの弦を弾く方法は、このダウンピッキングとアップピッキングだけです。

どんな複雑な右手の技術も、基本的にはこの二つの組み合わせにすぎません。

 

ダウンピッキングとアップピッキング。

繰り返し繰り返し、ゆっくり練習しましょう。

 

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ピックの握り方 #煮詰め方初級

ピックの握り方

まずピックの握り方から始めます。

「なるほど」と思ったら参考にしてみてください。

まず、僕のピックの握り方を紹介します。

まず左の画像のように、ピックの裏に親指をセットします。

次に、人差指を降ろしてきます。(真ん中の画像)

そして、中指・薬指・小指を自然に横に添えます。

 

上の画像(左二つ)のように人差し指と親指で、うずらの卵大の空間ができるようにしましょう。

右のように空間がつぶれた握り方だと、色々と自由がきかなくなる事がありますので注意しましょう。

 

親指の角度

次に親指の角度に注目しましょう。 

下の三枚の写真を見てください。 左から握りA-B-Cとしますね。

あなたの親指角度はどれでしょうか。

それぞれの特徴を書きます。

 

A. 比較的まっすぐな親指は、弦に負けることもあるが、柔軟で様々な動きに対応できる。

B. 親指が自然にこの形をとれる人はいいが、そうで無い人は余計な力が入る。

C. 親指の自由が効かない。人差し指の肉とピックの接触面積が少なく、ピックが滑りやすい。

 

別の視点からも見てみます。

親指の可動範囲によって正解は違ってきますが、 僕はAかBをすすめます。

Bも極端でないほうがいいです。

Cは、普段のフォームとしては使うのはリスクが高いかもしれません。

いずれにせよ、親指の可動範囲の中で楽なところで落ち着きましょう。 

 

楽譜の読み方 #煮詰め方初級

マンドリンの音がでる仕組み

マンドリンは、左手で弦を押さえ、

右手のピックで弦を弾いて音を出します。

太い弦は低い音が鳴り、細い弦は高い音が鳴ります。
DSC_0075

また、左手の押さえる位置が低い(ヘッド寄りだ)と音は低く、

位置が高い(ボディ寄りだ)と音は高くなります。

 

音程を操りましょう

これを見てください。

左手の押さえる位置と音程の相関図です。

1弦が一番細い弦で、4弦が一番太い弦です。

初めはこれを見ながら五線譜を読みましょう。

ネック

チューニングは初めはチューナーにまかせましょう。

↓こんな感じのやつです。

 

 

二つの楽譜

次に楽譜を用意しました。

上段が五線譜、皆さんご存知のオタマジャクシです。

下段はタブ譜といいます。数字が書いてあります。

五線譜が読めなくても読める優れものです。

譜面の読み方

読み方は簡単です。

タブ譜の4本線のうち、一番下が4弦(一番太く低い音の弦)、

一番上が1弦(一番細い弦)です。

 

数字は、左手の押さえる位置を表します。

2と書いてあれば、第2フレットを押さえます。

上の楽譜はハ長調の音階ですので、

繰り返し練習して、押さえる位置を覚えましょう。

 

「五線譜が読めないけどタブ譜がない!困った!」

そんな時はこちらの記事を参考にしてください。

五線譜をタブ譜にする裏技

 

 

演奏に必要なグッズ #煮詰め方初級

はじめに(おことわり)

このカテゴリーでは、全くの初心者の方を対象に書いていきます。

 

演奏の仕方は人によって様々で、コレが正解というものはありません。

実際には人それぞれの骨格などの特徴に併せて見ていきたいところです。

 

でも、面と向かってではなく、こうやってブログで解説するわけですし、

それに、はじめのうちは、あまり選択肢が多いと迷うと思うので、

あえてオーソドックスなものに絞って紹介していきます。

 

マンドリンを手にいれる!

まずは、マンドリンの本体!

これがないと始まりません!!

マンドリンには大きくわけて二種類あり、

後ろの丸い「ラウンドバックマンドリン(マルマン)」と

後ろの平らな「フラットマンドリン(フラマン)」とがあります。

 

かなりざっくりと歴史的な経緯を説明すると、

イタリアで生まれたマルマンが、

海を越えてアメリカ大陸へ渡った結果、

色々あって後ろがフラマンになったようです。

 

僕はどちらかというとマルマンのほうを好んで弾いています。

フラマンの場合は、全国の楽器屋さんに置いてますが、

マルマンのほうは、専門店にご相談ください。

(斡旋などはできませんが、簡単な事であれば僕に相談していただいても結構です。)

マルマンを専門に扱っている専門店のリンクを貼っておきます。

 

絃楽器のイグチ(代々木)

イケガク(池袋)

ムジーク・ゾリステン(名古屋)

アトリエテリー(津・名古屋)

フレット楽器ヤマサキ(大阪)

株式会社サロット(京都)

フレット楽器オザキ(京都)

フォレストヒル(福岡)

 

マルマンの初心者モデルは7〜8万円程ですが、

フラマンですと、比較的安価で手に入ります。

 

 

マンドリンを弾くのに必要なもの

本体の他に、絶対に必要なものランキングを発表します!

 

①マンドリン用の弦

②ピック

③チューナー

④滑り止め

です!!

 

マンドリン弦に関しては後ろの平らな「フラットマンドリン」用のものと

後ろの丸い「ラウンドバックマンドリン(マルマン)」用のものがあります。

ですが、まぁ最初はこだわらず、こういうのでも良いかもしれません。

 

ピックについては、昔はよく鼈甲のピックを使っていましたが、

何せ鼈甲は消耗が早く、値段も高価なので、

初めはエレキギターのピックで大丈夫です。

普通の楽器屋で100円くらいで売っています。

 

絶対音感が完璧な人でない限り、チューナーも必要ですね。

クリップ型のものが便利でしょう。

ヘッド(楽器の頭の部分)に取り付けて電源を入れて弦を弾くと、

アルファベットが出てきます。

アルファベットは今出ている音を表しています。

C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シです。

メーターが真ん中にくるように、ペグを回して音程を調整しましょう。

マンドリンは太いほうの弦から、ソレラミですので、

GG-DD-AA-EEに合わせます。

 

滑り止めも必要です。

100円ショップに行けば、ゴム製の滑り止めが売っています。

ただし夏場は気をつけましょう。稀に高温で溶ける事があります。

楽器をケースに入れる際は、楽器と滑り止めをくっつけないでおきましょう。

 

無くてもなんとかなるけど、あると便利なもの

①譜面台

②足台

③楽器クロス

④楽器クリーナー

 

譜面台は姿勢良く演奏する癖をつけるために、必須かもしれませんね。

足台は、後述しますが、弾く時にマンドリンの位置を高くするのに使います。

楽器クロス、クリーナーはギターやヴァイオリン用のものを買いましょう。

クリーナーはエレキギターやピアノのものはダメです。

車用なんかはもってのほかです。

ものによってはマンドリンの塗装をダメにしてしまいます。

 

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