絶対に守るべき、練習の3つの鉄則。~理想の練習の進め方(4/6)~

※この記事は、本気で上達を目指す方、または生徒や後輩の上達を支援したい方へ向けたものです
前回までは、練習メニューの作り方を説明しました。
この記事では、いよいよ、実際に練習する際のお話にうつります。
さて、練習するときには、何に意識すると良いのでしょうか。
逆に、どんなことがNGなのでしょうか?
ここでは3つの鉄則をご紹介します。

絶対に守るべき、練習の3つの鉄則。

絶対にやってはいけない練習法_練習の進め方

課題を意識して練習する

まずは、課題を意識して練習する、というすごく当たり前の話です。
練習は、課題にフォーカスし、意識を集中して行いましょう。
ボディビルダーの方は、鍛えたい部分の筋肉と会話しながらトレーニングするそうです。
会話まではする必要はないかもしれませんが、課題となっている物理的な箇所や筋肉に意識を集中しましょう。
ただし、一部に集中するあまり、力んだりするのは良くないです。
一点に集中する時間と俯瞰(ふかん)する時間を交互に繰り返すと良いでしょう。

決めた練習メニューは簡単には変えない

課題を正しく認識して、その課題に対応した練習メニューを決めたのです。
やすやすと練習メニューを変えるべきではないです。
成果はすぐに出るわけではありません。
「この練習メニューで良いのかな?」と不安に思うのは無理もありません。
焦らず、一週間は続けてみたほうが良いでしょう。
まずは一週間、練習に集中してみましょう。
疑問に思うのはそのあとでも遅くはないはずです。

無理を感じたら練習メニューを考え直す

いきなり矛盾するようなことを言うようですが、無理を感じたら練習を見直しましょう。
ここでの「無理」というのは、肉体的、精神的に続けるのが土台むずかしい、というものです。
ハードすぎて筋肉や関節を痛めるようでは、翌日の練習に響きます。
また、きつすぎてとても継続できそうにない、というのもマズいですね。
いくら良い練習メニューであっても、継続できない練習では意味がありません。
無理なく続けられる練習メニューに変更しましょう。

まとめ

練習するときに意識するべきこと、やってはいけないことを紹介しました。
『練習時の3つの鉄則』

  1. 課題を意識して練習する
  2. 決めた練習メニューは簡単には変えない
  3. 無理を感じたら練習メニューを考え直す

次回は、練習の成果の見方について説明します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました