『マンドリンで学ぶ!コードのいろは』第四回です。
前回は、メジャーセブンスコードを説明しました。
メジャーセブンスは、結構オシャレで気取った感じの響きでしたね。
Cメジャーセブンスの構成音は、ドミソ+シ、でした。
今日は、『メジャーセブンス』 ではなく、『セブンス』コードです。
基本的には、メジャーセブンスと同じように、超基本コード(Cメジャーであればドミソ)に一つ音を加えるだけです。
テンションバリバリ、セブンスコード
Cメジャーコードの構成音は、ドミソでしたね。
鍵盤(白鍵)で言うと、一つおきにド・ミ・ソと音が置かれています。
この3つの音の上に一つ音を加えると、セブンス系のコードが出来上がる、と前回説明しました。
メジャーセブンスコードは、ドミソ+シでしたね。
今日のお題、セブンスコードの場合、一番上のシを半音下げます。
音にすると、こんな感じになります。(二つ目に鳴っているのがCセブンスコードです)
それでは、このCセブンスコードをマンドリンで弾いてみましょう。
Cセブンス(C7)をマンドリンで弾いてみよう!
マンドリンでCセブンスを弾くと、どんな響きになるのでしょうか。
普通のCメジャーコードの後に、Cセブンスコードを弾いています。
緊張感の高い音になりますね。
Cメジャーコードの時は、うなずいている感じ、Cセブンスコードの時は、首をかしげている感じ、とも言えます。
では 、次に実際にフォームを作ってみましょう。
まずは復習です。
Cメジャーコードの形を作りましょう。
思い出してください。
4弦3弦の第5フレットセーハ(人差し指)、2弦の第7フレット(薬指)、1弦の第8フレット(小指)ですね。
※コードは一通りではありません。自分で色々なコードフォームを発見しましょう。
これにシ♭を足せばCセブンスコードになるのです。
ここでは1弦にシ♭を担当してもらいましょう。
小指を外し、1弦の第6フレットのシ♭を中指で押さえます。
これがCセブンスのコードです!
※繰り返しますが、Cメジャーセブンスのフォームは他にもたくさんあります。音の並びを変えてみたりして、自分で色んなコードフォームを見つけましょう。
ロックンロールだぜ。
あとは、いつものように、形ごと平行移動すれば、Aセブンスであろうが、Dセブンスであろうが、作れますね。
GセブンスコードとCセブンスコードを繰り返すだけでも、なかなか様になると思います。
下の例は、このテンションバリバリのセブンスコードだけを使って、ロックンロールを弾いたものです。
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