マンドリンの未来を考える

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石橋敬三

和歌山県出身、1983年生まれの楽器演奏家、作曲家、発明家、ビジネスパーソン。高校時代はエレキギターに熱中していたため京都大学工学部電気電子工学科に入学。しかし入学直後、電気に関係のないマンドリンに乗り換えたため、学業への興味を完全に失い中退することとなる。
　
大学を去った後、公務員として働きながら休日は全国有数のマンドリン奏者として活動する。2010年から2年間は海外駐在でニューヨークへ。現地での日本文化の発信等に尽力しつつ、休日は地下鉄構内などで演奏経験を積み重ね、2011年にはボルチモアで開催されたアメリカ・クラシックマンドリン連盟コンペティションで優勝を飾る。
　
公務員を早期リタイアしたのち、2013年以降は音楽家としての道を全力で邁進し、3枚のフルアルバムのリリースやNHKムジカピッコリーノへの出演、映画音楽への参加などを経験。一方で、音楽活動を通じ自己の非力さを痛感したことを糧に、マーケティングや経営など、全く別領域のキャリアを並行して歩み始める。
　
主にスタートアップや新規事業領域におけるゼロイチフェーズを得意としており、データ分析に加え、音楽で磨いた抽象的思考力と集中力を武器に様々な分野でチャレンジし続けている。2022年以降は、電気を使わないアコースティックリバーブ『natu-reverb』で特許を取得するなど、楽器体験をアップデートする商品の企画開発に注力している。

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