Crazy Bolt ~弦楽器の歴史に杭を打つ~

弦楽器の演奏と聞いて、どんな姿を思い浮かべますか?

ある人は弓で弦を擦る様子を思い浮かべ、またある人は指やピックで弦を弾く様子を思い浮かべます。

そんな弦楽器の代表格の一つがギターです。

ギターの歴史を正確にたどるのは難しいですが、なんと紀元前3000年頃の古代エジプトには既に似た楽器があったとする説もあります。

 

ギターはなぜ、現代の形に進化したのでしょうか?

どうして現代のような演奏法になったのでしょうか?

なぜピックを使って演奏することがスタンダードになったのでしょうか?

 

私はこの半年間、そんな疑問を解き明かす旅(思考の旅)に出ていました。

そして、その過程で得たヒントを元に生まれたのが『Crazy Bolt(クレイジーボルト)』です。

CrazyBolt 常識破りのアコギ演奏ツール

 

この記事では、Crazy Boltが生まれた背景をお伝えしたいと思います。

 

ピックはなぜ生まれたか?

先に触れたとおり、ギターの祖先は紀元前3000年の古代エジプトには既に存在していた可能性があります。

その当時の具体的な演奏法は定かではありませんが、おそらく当時は主に指で弾いていたのではないかと思われます。

その後、様々な文明や地域に渡り、弦楽器は進化を続けます。

その進化の中で、動物の骨や木など、その時代に手に入りやすいものを使って演奏する文化が生まれたと思われます。

例えば、16~17世紀頃、その時代のマンドリンやリュートの一部、チェンバロなどは鳥の羽根の芯を使って弦を弾いていたそうです。

18世紀になると、鳥の羽根の芯のかわりにべっ甲(亀の甲羅を薄く加工したもの)を使うようになり、これが現代のピックの原型となったようです。

 

その時代に〇〇があったら?

ピックが生まれた背景を振り返ったところで考えました。

もしも、紀元前3000年当時、あるいは16世紀の当時に「存在しないはずのもの」があったとしたら?

そして、当時の人がそれを使って楽器を演奏してみたとしたら?

ひょっとして、弦楽器の歴史が今と違うものとなっていた、あるいは分岐していた可能性があるのではないだろうか?

 

…そう考えると、なんだかワクワクしてきました。

文化の歴史は、ちょっとしたキッカケが分岐点となることがあります。

そこで私は「その時代に〇〇があったら?」の「〇〇」に当たるものを探し始めました。

 

ボルトで楽器を演奏する

このあたりの経緯を話すと長くなってしまうので、結論を書くと、様々なモノを試した中で最も可能性を感じたのが「ボルト」でした。

ボルトの規則的な凹凸を弦に当ててみると面白い効果が生まれます。

もちろん、あくまで可能性を感じたというレベルであって、市販のボルトではまともに演奏できません。

 

ですので、ここからが腕の見せどころです。

『ボルトを元に、ギターを演奏できる新しいツールを作る!』という企画が立ち上がりました。

きっと、古代エジプトの人がボルトを見たら同じことを考えたはず…?

今回も、数々のトライ&エラーと50を軽く超える試作品でブラッシュアップしました。

ブレードの数と深さ、距離、角度、厚み。デザイン、ユーザビリティ。

考えられる変数を設定し、0.1mm単位でチューニングした結果、Crazy Bolt(クレイジーボルト)が完成しました。

 

 

ギターの進化の歴史に杭をうつ?

歴史の大きな流れの中では、文化は絶えず進化(変化)しているので、わたしたちが見ている現代の文化は、ただの一点にすぎません。

そして、進化はいつだってリアルタイムで客観的に認識することはできません。

振り返ってみて「あぁ、これがキッカケでこうなったんだ」と後からわかることです。

Crazy Bolt(クレイジーボルト)は弦楽器、ギターの歴史に杭を打つために生まれました。

その杭はとても小さなものなので、ほとんどの人が気づかないかもしれませんし、すぐに忘れ去られるかもしれません。

でも、小さな杭であっても、杭は杭です。

ひょっとしたら、誰かがCrazy Boltを手にして、全く新しい奏法を思いついたならば、弦楽器の歴史が変わる可能性もあるでしょう。

そんな小さな脇役になってくれたら嬉しいです。

今後も新しい体験を提案していきたいと思います。

 

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