この記事は、こんなあなたにピッタリです。
- お客さんと良い関係を築きたい方
- 商品やサービスをちゃんとお客さんに届けたい方
- これからマーケティングを学びたい方
『マーケティングってむずかしそう』『あやしそう』『関係ないや』というアナタのために、最高にかみ砕いて説明します。 pic.twitter.com/NuqMIPuCMG
— 石橋敬三 マンドリン奏者 (@Kzo_Ishibashi) March 13, 2021
マーケティングの『おむらいす』
マーケティングと聞くと「怪しいことやるんじゃないの?」「むずかしそう…」と思うかもしれません。
確かに押し売り的なことをする人もいますし、難しく考える人もいます。
でも、マーケティングは、本来は「優しさ」にあふれていて、身近なものなのです。
今日は『オムライス』でマーケティングの基本を押さえましょう。
『おもいやり』と『おもてなし』が何より大事
マーケティングには『おもいやり』と『おもてなし』が必要です。
おおまかにわけると、購入前のお客様には『おもいやり』、購入後のお客様には『おもてなし』で対応しましょう。
マーケティングの『おもいやり』
購入前のお客さんへ案内するときは、①求めている方に、②わかりやすく、③ちょうど良いタイミングでお知らせをするのが原則です。
どれかが欠けてしまっていると『おもいやり』のあるマーケティングとは言えません。
マーケティングの『おもてなし』
購入していただいた方、利用していただいた方、来場されたお客様には、最高の『おもてなし』で対応しましょう。
商品やサービス自体に満足いただくことはもちろん、商品以外の付帯サービスやコミュニケーションでもご満足いただけるよう、工夫をこらしましょう。
さらに、お客様とインタラクティブ(相互)にコミュニケーションを重ね、お客様の声を反映する姿勢を示し、良い関係を築いていきましょう。
むかい合う。見えない相手でもしっかりと。
現代のマーケティングでは、インターネットでの集客が欠かせません。
そして、インターネットでの集客で最初のハードルとなるのが『お客様の顔が見えない』ということです。
「相手が見えないから何を言えば良いのかわからない」とつまづく方も多いです。
しかし、潜在的かもしれませんが、あなたのサービスや商品を待っているお客様がいるのです。
その方を具体的にイメージして、きっちりと情報をお届けするようにしましょう。
どんな生活を送っている方か、具体的にイメージしましょう。
そうすれば、情報を発信するときに迷いがなくなります。
らっぱ(ファネル)をイメージする
すべてのマーケティング行動において、ファネルを意識しておきましょう。
ファネルは、日本語で言うと「漏斗(じょうご・ろうと)」です。
ちょっと難しいので、ここでは代わりに上を向けた『らっぱ』の形をイメージしましょう。
上から水を注ぐと、下へ流れていきますが、一部は思い通りに流れず、外に漏れてしまいます。
最終的な申し込みや購入まで、いかに効率よく下に流していけるか…
これがマーケティングでいつも意識しておくべきことになります。
大きく漏れているところがあれば、正しい案内ができているのか、重点的に見直す必要があります。
いり口からゴールまでのシナリオを設計する
ファネルを意識した上で、今度は具体的にシナリオを作っていきましょう。
「机上の空論」とか「絵空事」と思われるかもしれませんが、ここをキッチリと作りこんでおかないと、マーケティング上のブレの原因になります。
これから施す工夫を含めて実現できるシナリオを組むようにしましょう。
実現しないシナリオを組んでも意味がありません。
また、入口の数だけ、シナリオを用意すると良いでしょう。
SNSから入ってきたお客さんとホームページから入ってきたお客さんでは性質が異なります。
それぞれのお客さんの性質にあったシナリオを設計しましょう。
すべての分岐の課題をクリアにする
設計したシナリオどおりに動かしても、すぐに思い通りにいかないことも多いでしょう。
購入してくれる人が増えない、などとゴール付近だけを見ていても解決しません。
シナリオのそれぞれの分岐点において、ファネルがどう働いているか、つまり何人が次に進んで、何人が離脱してしまっているのか、観察しましょう。
そして、離脱してしまっている人が多いのであれば、その理由を探りましょう。
- なぜフォローしてくれないのか?
- ひょっとしたらペルソナを意識した投稿ができていないのではないか?
- 「自分ごと」と思ってもらう工夫が不十分なのではないか?
- なぜ最後の最後で購入しなかったのか?
このように、シナリオ分岐における課題をひとつずつ考えましょう。
課題は一気に全部考えても解決しません。
「今は何を考える時間か」をはっきりさせて、集中して取り組むようにしましょう。
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